手取り20万円で、家賃はいくらまでなら大丈夫なのか。物件サイトを開くたびに、この問いに戻ってきます。僕も石川県から上京して東京で一人暮らしを始めたとき、まったく同じ計算を何度もしました。何度も計算して行き着いた答えは、目安に自分を合わせるのではなく、自分の固定費から逆算して上限を決めるという順番です。この記事で、その手順をそのまま渡します!
「手取りの3割」という目安の正しい使い方
家賃の目安として、賃貸情報サイトや不動産会社の案内で長く使われてきたのが「手取りの3割まで」という基準です。手取り20万円なら、20万円×0.3=6万円。まずはこれが出発点になります。手取りが18万円でも25万円でも考え方は同じで、自分の手取りに0.3を掛けた数字から始めれば大丈夫です!
ただ、この基準が生まれた時代と今とでは、固定費の中身が変わっています。スマホ代、サブスク、奨学金の返済。毎月自動で出ていくお金が多い人ほど、同じ「3割」でも残りの余裕は変わります。だから答えは人によって違っていいんです!大事なのは、目安を知った上で自分の数字で逆算することです。
自分の上限を決める逆算3ステップ
1.固定費を書き出す
スマホ代・サブスク・保険・奨学金返済など、毎月必ず出ていく金額を合計します。ここが人によって一番差が出る部分です。
2.先取りしたい額を決める
貯金や自己投資に回したい額を先に決めます。金額の正解はありません。「毎月これだけは残す」と自分で決めることに意味があります!
3.残りから生活費を引いて、家賃の上限を出す
手取り20万円−固定費−先取り額−食費などの生活費=家賃に使える上限。この式で出た数字が、目安より低くても高くても、それがあなたの答えです。数字で決めておくと、内見でいい部屋を見て気持ちが揺れたときにも戻る場所になります。
一次体験:東京での一人暮らしで分かった、家賃との付き合い方
僕は2021年に新卒で上京し、東京で一人暮らしを始めました。最初に実感したのは、家賃は「毎月の固定費の中で一番大きく、一番変えにくい」ということです。食費や遊びの出費はあとから調整できますが、家賃は契約した瞬間に2年間ほぼ固定されます。だからこそ、契約前の逆算に一番時間をかける価値があります!
その後、25歳でフリーランスへ転向し、26歳で株式会社Coeliaを創業しました。収入が変動する働き方になって痛感したのは、家賃を無理のない水準に抑えておくと、挑戦の自由度が上がるということです。固定費が軽いほど、転職・独立・学び直しといった選択肢を落ち着いて検討できます。家賃の設定は、実は暮らしの話であると同時にキャリアの話でもあります。
家賃を抑えたいときに効く3つの工夫
- 駅からの距離と築年数で調整する:同じエリアでも、駅徒歩や築年数の条件を少し緩めるだけで選択肢が広がります。毎日の動線で妥協できる条件を先に決めておくと探しやすいです
- 通勤路線を1本ずらす:人気路線の隣を走る路線や、急行が停まらない駅は、同じ通勤時間でも家賃相場が変わることがあります
- 初期費用と更新料まで含めて比べる:月々の家賃だけでなく、敷金・礼金・更新料まで含めた2年間の総額で比べると、本当の負担が見えてきます!
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よくある質問
手取り20万円で家賃8万円はきついですか?
家賃8万円は手取りの4割にあたるため、残り12万円で固定費・生活費・貯金をまかなうことになります。固定費が軽く貯金を急がない時期なら成立しますが、余裕は小さくなります。自分の固定費を書き出して、残りで無理なく暮らせるかを先に確かめるのがおすすめです。
東京で手取り20万円だと家賃はどう考えればいいですか?
考え方は同じで、目安の3割(6万円前後)を出発点に、固定費と貯金したい額から逆算します。東京はエリアによる家賃差が大きいため、上限額を先に決めてからエリアと条件を調整する順番にすると、探しやすくなります。
家賃を決めるとき、目安の3割は必ず守るべきですか?
必ず守るべきルールではなく、あくまで出発点です。固定費が軽い人は3割を超えても回ることがあり、逆に固定費が重い人は3割でも余裕が小さくなります。自分の固定費・貯金・生活費から逆算した数字を優先しましょう。
貯金はいくら残すのが正解ですか?
正解の金額は人によって違うため、断定はできません。大事なのは金額の大小より、「毎月これだけは先に残す」と自分で決めて続けることです。金額は暮らしの変化に合わせて見直して大丈夫です。