社会人3年目の独立は、退職を先に決めることから始まりません。会社員のまま顧客の課題を聞き、小さな有償提供を行い、価値を再現できるか、生活と両立できるかを確かめる順番で進めます。仕事で得た基礎を使いながら試せるため、24歳の今は独立の仮説を育てやすい時期です。
僕が「会社員のまま試す」方法を書く理由
僕は2021年にサイバーエージェントへ入社し、ABEMA LiveのiOS開発とテックリードを経験しました。そこで身につけたのは開発技術だけではなく、チームで品質をそろえ、期限までに価値を届ける基礎です。その土台を持ったまま会社の外でも仕事を試し、25歳でフリーランスへ進み、26歳で株式会社Coeliaを設立しました。
独立を肩書きの変更ではなく、価値を届ける範囲を広げる手段として選んだため、退職前の小さな検証を大切にしました。今も、AIで業務を仕組み化しながら、毎週リアルな場を運営し、オンラインの設計が人の行動へつながるかを確かめています。次に検証しているのは、自分が直接動かなくても価値の品質がそろう手順と、仲間が判断できる役割設計です。
社会人3年目の独立で先に決めたいこと
独立には、フリーランス、個人事業、小さなチームでの事業、法人設立など複数の形があります。形を先に選ぶより、「誰のどんな変化に関わりたいか」「今の自分は何を提供できるか」「どんな働き方を創りたいか」を言葉にします。
副業、起業、フリーランスの違いを整理したい方は、副業と起業の違いを解説した記事も参考になります。最初の形は仮で構いません。顧客の反応を受けて、提供方法を変えられる余白を残します。
会社員のまま独立を試す7ステップ
1.独立する目的を、届けたい価値で書く
「自由になりたい」だけでなく、「誰へ、どんな変化を届けたいか」を一文にします。目的があると、身につける力、会う相手、引き受ける仕事の優先順位が決まります。
2.一人の顧客候補へ話を聞く
サービス名を考える前に、対象になりそうな一人へ、今どんなことに時間を使い、どこをもっと良くしたいかを聞きます。提案を急がず、相手が使う言葉と現在の行動を記録します。