レジリエンスとは、落ち込んだりつまずいたりした後に、しなやかに立ち直る力のことです。「打たれ強い人」「メンタルが強い人」というイメージを持たれがちですが、実はちょっと違います!仕事でうまくいかなかった日も、人間関係でモヤモヤした日も、誰にでもあります。ここで紹介するのは、治療や心理療法のプログラムとは別の、日常でできる整え方です!なお、心身のつらさが続いている場合は、整え方を試すより先に、医療・心理の専門家へ相談することを大切にしてください。
レジリエンスとは|「立ち直る力」の意味とスコープ
レジリエンスという言葉は組織のレジリエンス(事業継続力)や災害に強いまちづくり、企業研修のプログラム名としても使われますが、ここで扱うのは個人の日常生活の話です。
レジリエンスとは、落ち込んだりつまずいたりした後に、元の状態、あるいはそれ以上の状態へしなやかに戻っていく力のことです!レジリエンス力という言い方をされることもありますが、指しているものは同じです。ストレスや逆境からの回復力として、心理学の研究分野でも扱われてきました。効果を数値で断定するものではなく、まずは日常の整え方の一つとして、気軽に試してみてください!
「折れない心」は誤解|レジリエンスの正しい意味
レジリエンスは、「打たれ強くて、そもそも落ち込まない人が持っている力」だと誤解されがちです。実際はその逆です!レジリエンスが高い人も、うまくいかない日は落ち込みますし、つまずいて悩む夜もあります。
違うのは、そこからの戻り方です。落ち込まないようにすることではなく、落ち込んだ後にどれだけしなやかに戻れるかという力、それがレジリエンスです!「気にしない」「へこたれない」と自分に言い聞かせる必要はありません。むしろ、落ち込んだ自分をそのまま認めて、そこから戻る道筋を持っておくことの方が大切です!
レジリエンスを育てる整え方|大切なのは「戻り方」を知っておくこと
1つ目は、回復の基準を自分軸に置くことです。「みんな元気そうにしている」「あの人の方がもっと大変なのに平気そうだ」という他人の基準に合わせる必要はありません!自分が何をすると持ち直せるかを、あらかじめ知っておくことが大切です。散歩なのか、誰かに話すことなのか、一晩眠ることなのか。基準は人それぞれで大丈夫です!
2つ目は、休む・切り替えを「予定」に入れてしまうことです。気合いで乗り切るのではなく、仕組みで戻る。先に予定へ組み込んでおくだけで、無理なく戻れるようになります!週の中に何も予定を入れない時間を先に確保しておく。忙しい日が続いたら、次の週に必ず息抜きの予定を入れる。こうした小さな仕組みが、しなやかな戻り方を支えてくれます!
そしてもう1つ、戻り方の引き出しを増やしておくのもおすすめです!湯船にゆっくり浸かる、好きな曲を1曲だけ聴く、5分だけ歩く。お金も準備もいらない小さな戻り方を、元気なうちにいくつか書き出しておくと、落ち込んだ夜にそのまま使えます。僕自身は、夜に「その日よかったこと」を書き出す時間が、いちばん確かな戻り方になっています!
気づく(メタ認知)で自分の状態に気づき、言葉にする(ジャーナリング)で輪郭をはっきりさせ、戻る(レジリエンス)で元の状態、あるいはそれ以上の状態へ整えていく。この3つは、僕の中でひとつながりの技術です!本当に求めていることを書き出すことはジャーナリングとはで、人と会って話すことはメタ認知とはで、それぞれ詳しく紹介しています!
自分軸への接続|経験から見えたこと
僕自身、会社員としてメガベンチャーでiOSエンジニアをしていた時期から、フリーランスとして複数社に参画する時期、そして株式会社Coeliaを立ち上げる時期へと、働き方を変えてきました。環境も基準も変わる中で、いま大事にしているのは、他人の基準ではなく、自分がどうすれば整った状態に戻れるかを知っておくことです!
会社員、フリーランス、経営者。それぞれの段階で見える景色も、求められることも違います。変わらず持っておきたいのは、自分が何を大事にしたいかを自分の言葉で選べる状態、つまり自分軸です!レジリエンスは、その自分軸に何度でも戻ってこられるようにするための力だと、僕は捉えています!
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よくある質問
レジリエンスとはどういう意味ですか?
落ち込んだりつまずいたりした後に、元の状態、あるいはそれ以上の状態へしなやかに戻っていく力のことです。レジリエンス力という言い方をされることもありますが、指しているものは同じです。
レジリエンスが高い人は、落ち込まない人のことですか?
いいえ、違います!レジリエンスが高い人も、うまくいかない日は落ち込みます。違うのは、そこからどれだけしなやかに戻れるかという点です。
レジリエンスは、組織や企業研修で使われる言葉と同じですか?
組織のレジリエンス(事業継続力)や企業研修のプログラム名として使われることもありますが、この記事で扱っているのは、そうした文脈とは別の、個人の日常生活での整え方です。
この記事は、一般的な考え方と小幡十矛の実体験を共有するものであり、効果を保証するものではありません。心身の不調に関わる場合や、専門的な支援が必要だと感じる場合は、医療・心理の専門家へ相談してください。
まとめ:レジリエンスは、戻り方を知っておく力
レジリエンスは、生まれつき折れない心を持っているかどうかではありません。誰でも落ち込みますし、つまずく日もあります!大切なのは、そこからどう戻るかを、自分の基準で知っておくことです。今日からできる一歩は、自分が何をすると持ち直せるかを、ひとつだけ思い浮かべてみることです!