評価面談で「キャリア形成を意識して」と言われて、素直にうなずきながら、内心では「で、何をすれば?」と思ったことはありませんか?僕も社会人3年目の頃、まったく同じ場所に立っていました。あの頃の自分に渡すつもりで、キャリア形成の意味と、今日から動ける設計の手順をまとめます!
キャリア形成とは:会社任せにしない、経験の積み上げ設計
ひとことで言えば、キャリア形成は日々の積み上げです。望む働き方に向かって、経験を選び、スキルを磨き、人とのつながりを育てていく。昇進や転職といった節目そのものではなく、その手前にある日々の選択の積み重ねを指します。
似た言葉のキャリアプランは「目標までの計画表」、キャリア形成は「計画も含めた積み上げ全体」です。プランは変わって当たり前。形成は続いていくもの。だから、完璧な計画を作ることより、自分で選んで積み上げる習慣を持つことのほうがずっと大事です!
キャリア形成を自分で設計する5ステップ
1.自分の軸を言葉にする
「何をしているときが楽しいか」「どんな状態で働きたいか」を書き出します。かっこいい言葉にする必要はありません。僕が実際にやったのは「自分が本当に求めていることを、格好つけずに全部書き出す」でした。書いたものを眺めると、自分の軸が思っていた場所と違うことに気づけます!
2.現在地を棚卸しする
今持っているスキル・経験・実績を書き出します。「任されている仕事」「人から頼られること」も立派な資産です!
3.選択肢を知る
今の会社での道だけでなく、転職や副業、独立、社外活動まで、選択肢の地図を広げます。知らない選択肢は選べません。実際に歩いた人の話を聞くのが、一番解像度が上がります。
4.小さく試す
興味のある方向を、辞める前に小さく試します。社外の勉強会に出る、副業で1案件だけ受けてみる、興味のある分野の人に話を聞く。試した数だけ、軸の言葉が具体的になります!
5.定期的に見直す
半年に一度、①〜④を見直します。軸が変わるのは成長の証拠です。書き換えを恐れず、更新し続けましょう。
一次体験:E→S→Bと歩いて分かった、キャリア形成の実際
僕は2021年に新卒でサイバーエージェントに入社し、ABEMA LiveのiOSアプリ開発とテックリードを経験しました。社会人3年目、仕事に慣れてきた頃に「せっかく東京に来たなら、いろいろな人と会って視野を広げたい」と動き始めたことが、キャリアの転機になりました。
その後、25歳でフリーランスへ転向し、26歳で株式会社Coeliaを創業しました。会社員(E)、フリーランス(S)、経営(B)と歩いてきて言えるのは、キャリアは大きな決断の瞬間ではなく、「人と会う」「小さく試す」という地味な行動の積み重ねで形成されるということです。会社の外の人との出会いが「こんな仕事があるんだ」という発見をくれて、選択肢の地図が広がる。この繰り返しが、僕のキャリア形成の実際でした!
20代のキャリア形成でやってよかった3つのこと
- 会社の外の人と定期的に会う:ポイントは「会い方」です。すごい人に会おうとするより、他業界・他職種の同世代と「最近どう?」を話せる関係を数人持つほうが、選択肢の地図は着実に広がります
- アウトプットを残す:学んだこと・作ったものを見える形にしておくと、それ自体が次の機会を連れてきます。発信・成果物・記録、形は何でも大丈夫です
- 「自分が頑張る理由」を会社の目標と分けて持つ:会社の評価と自分の軸は、重なる部分もズレる部分もあります。両方持っておくと、環境が変わっても軸がぶれません!
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よくある質問
キャリア形成とは何ですか?
自分の望む働き方・生き方に向かって、仕事の経験・スキル・人とのつながりを計画的に積み上げていくことです。昇進や転職といったイベントそのものではなく、その手前にある日々の選択の積み重ねを指します。
キャリア形成とキャリアプランの違いは何ですか?
キャリアプランは目標までの計画表、キャリア形成は計画も含めた積み上げ全体です。プランは状況に合わせて変わって構いません。自分で選んで積み上げる習慣を持つことが、キャリア形成の中心です。
20代のキャリア形成では何をすればいいですか?
自分の軸の言語化、スキルと経験の棚卸し、選択肢を知る行動、の3つから始めるのがおすすめです。特に、会社の外の人と会って選択肢の地図を広げることは、20代のうちに始めるほど積み上げ効果が大きくなります。
やりたいことが決まっていなくてもキャリア形成はできますか?
できます。やりたいことは考えて見つけるより、人と会い、小さく試す中で言葉になっていくものです。決まっていない段階では、興味の方向を小さく試す行動そのものがキャリア形成になります。