メタ認知とは、自分の考え方や行動を一段上から眺める「認知についての認知」のことです。モニタリング(観察)とコントロール(調整)の往復。そう捉えると一気にイメージしやすくなります!「考えすぎてしまう」「気づいたら感情に振り回されている」。そんな瞬間ともう少しうまく付き合いたいと思ったことがある人へ向けて書きました。自分軸を持ちたい20代のあなたにとっても、今日から使える視点になるはずです!

メタ認知とは|「認知についての認知」の意味

メタ認知とは、自分が今何を考え、どう感じ、どう行動しているかを、もう一人の自分が一段上から眺めて把握することです。「メタ」は「高次の」という意味を持つ言葉で、認知(考える・感じる・判断する)そのものを認知の対象にする、という構造を表しています。

メタ認知は、心理学者ジョン・H・フラベルが1970年代に提唱した概念として知られています。

難しく聞こえるかもしれませんが、実は誰もが日常で経験していることです。例えば、人と話していて「今、自分はちょっとムキになっているな」とふと気づく瞬間。あるいは、資料を読みながら「あれ、今のページ、全然頭に入ってきていないな」と気づいて読み返す瞬間。どちらも、自分の状態を一段上から観察できているからこそ起きる気づきです!

メタ認知能力とは|働いている瞬間・働いていない瞬間

メタ認知が働いていない瞬間は、感情や思い込みにそのまま乗っかってしまっている状態です。会議で意見を否定されてカッとなり、そのまま反論の言葉が口をついて出てしまう。締め切り前に焦って、目の前のタスクだけに視野が狭まってしまう。こうした瞬間は、後から振り返って初めて「あのとき視野が狭くなっていたな」と気づくことが多いものです。

一方、メタ認知が働いている瞬間は、感情や思考をもう一段上から眺められている状態です。意見を否定されたときに「今、自分はムッとしているな」とまず自分の状態に気づく。焦っているときに「焦っているからこそ、一度手を止めよう」と判断を切り替える。これがモニタリング(観察)とコントロール(調整)の往復です!メタ認知能力とは、この往復をどれだけ自然にできるかという力のことだと言えます。

メタ認知の鍛え方|今日からできる3つの習慣

ここで紹介するのは、メタ認知トレーニング(MCT)のような医療・心理の専門プログラムとは別の、日常でできる習慣の話です!

1つ目は、本当に求めていることを書き出すことです。頭の中で考えているだけでは、自分が何にモヤモヤしているのか輪郭がぼやけたままになりがちです。紙に書き出す作業は、頭の中でぐるぐる回っているモニタリングを、一度外側に取り出す作業でもあります!僕自身、頭の中でぐるぐる考えているだけの頃は、自分が本当は何を求めているのか輪郭さえつかめませんでした。それを書き出す習慣に変えてから、初めて自分の言葉になった感覚があります!

2つ目は、人と会うことです。自分ひとりで自分を眺めていると、どうしても見える範囲に限界があります。人と話していて「え、そんなふうに見えていたの?」と驚いた経験がある人は多いはずです。他者の視点は、自分では気づけない認知に気づかせてくれます!職場の外の人ほど、前提が違う分だけ新しい鏡になってくれます。

3つ目は、自分の判断を振り返ることです。今日下した判断を、後から一段引いて眺め直してみる。うまくいった判断も、うまくいかなかった判断も、振り返ってみると次に活かせる気づきが見つかります。この3つは特別な準備がいらず、今日から始められます!

自己理解を深める|メタ認知から自分軸へ

メタ認知を重ねていくと、見えてくるものがあります。自分が思っている自分と、他者から見えている自分の間には、案外ギャップがあるという発見です。「そんなふうに映っていたのか」という気づきは、少し戸惑うこともありますが、実はここが自分軸の出発点になります!

自分軸とは、他人の評価や周囲の空気にそのまま流されるのではなく、自分が何を大事にしたいかを自分の言葉で選べる状態のことです。自己評価と他者から見た自分のギャップに気づくこと。そこから、本当はどうありたいかを一つずつ言葉にしていくこと。この往復が、自分軸を少しずつ育てていきます!

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よくある質問

メタ認知とはどういう意味ですか?

自分の考え方や行動を一段上から眺めて把握することです。観察(モニタリング)と調整(コントロール)を行き来する状態を指します。提唱者は心理学者ジョン・H・フラベル(1970年代)です。

メタ認知を鍛えるのに特別なトレーニングは必要ですか?

医療・心理の専門プログラム(MCT)のような専門的な取り組みとは別に、本当に求めていることを書き出す、人と会う、自分の判断を振り返るといった、日常の中でできる習慣から始められます!

メタ認知能力が高いと何が変わりますか?

感情や思い込みにそのまま乗っかるのではなく、一段引いて自分の状態に気づき、次の行動を選び直せるようになります。この積み重ねが、自分が何を大事にしたいかを選べる自分軸にもつながります!

まとめ:メタ認知は、もうひとりの自分を味方にする技術

この記事は、一般的な考え方と小幡十矛の実体験を共有するものであり、効果を保証するものではありません。心身の不調に関わる場合や、専門的な支援が必要だと感じる場合は、医療・心理の専門家へ相談してください。

メタ認知は、生まれつき備わっているかどうかではなく、日常の習慣で育てていけるものです!本当に求めていることを書き出す、人と会う、自分の判断を振り返る。この3つを積み重ねるだけで、自分の状態にふと気づく瞬間が少しずつ増えていきます。今日からできる一歩は、今この瞬間、自分が何を考え何を感じているかを、ひとつだけ書き出してみることです!

もうひとりの自分の話、一緒にしませんか

メタ認知を働かせていくと、自分でも気づいていなかった自分に出会うことがあります。その気づきを言葉にする時間を、1:1でも作れます!今の自分に気づいていることも、まだ言葉にできていないことも、そのまま聞かせてください。

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