起業経験者へ相談するときは、「成功の秘訣」より、始めたときの事実、選ばなかった案、判断基準、仕組みと組織の作り方を聞くと、自分の行動へつなげやすくなります。質問を準備し、最後に次の一歩を一つ決める。これだけで、相談の時間が実践の起点になります。
起業相談の前に伝える3つのこと
- 現在地:会社員としての職種、経験、今試していること
- 関心:起業で実現したいことや知りたい領域
- 相談目的:今日の会話で明確にしたい一つのテーマ
相手の経歴を読んだうえで、「この経験について聞きたい」と具体的に伝えると、一般論より一次情報を引き出せます。
中小企業庁の創業・スタートアップ支援FAQでも、専門家と話し、創業の課題を明確にして、アイデア実現のために何を行うかを見つけることが最初のステップとして案内されています。
起業経験者へ聞きたい15の質問
始めた理由と順番を知る質問
- 起業へ関心を持った最初の出来事は何でしたか?
- 会社員のうちに始めた行動は何でしたか?
- 最初に相談した相手と、聞いたことを教えてください。
- 次の段階へ進む判断は、どんな事実を見て決めましたか?
顧客と検証を知る質問
- 最初に話を聞いた顧客は、どんな人でしたか?
- 最初の提案は、どんな形で届けましたか?
- 続ける価値があると判断した反応は何でしたか?
- 初期の案から変えた点と、その理由は何でしたか?
仕組みとチームを知る質問
- 最初に手順化した仕事は何でしたか?
- 自分で担う仕事と、人へ任せる仕事をどう分けましたか?
- 一緒に働く人と、最初に共有した約束は何でしたか?
- 数字を確認する頻度と、見ている項目を教えてください。
自分の次の行動を決める質問
- 今の私が先に知るとよいことは何ですか?
- 今週できる検証にすると、どんな大きさがよいですか?
- 次に話を聞くなら、どんな経験を持つ人がよいですか?
答えより「判断基準」を持ち帰る
同じ起業経験でも、時期、業界、使える資源で選択は変わります。相手の結論だけでなく、「どんな事実を見て決めたか」を聞くと、自分の状況へ応用できます。
相談後は、印象に残った一文、確かめたい事実、今週の行動を一つずつ書きます。行動した後に短く報告すると、相談が一度の会話から継続的な学びへ変わります。
小幡十矛へ話せるテーマ
小幡十矛は、サイバーエージェントでABEMA LiveのiOS開発とテックリードを経験し、25歳でフリーランス、26歳で株式会社Coelia設立へ進みました。会社員から独立へ進んだ順番、AIを使ったサービス開発、イベント運営、仕組みとチームづくりについて一次情報を共有できます。
専門家として税務や法務を判断する場ではありません。必要な確認先を分けながら、今の考えを聞き、次の一歩を整理する対話です。
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よくある質問
起業経験者には何を質問するとよいですか?
始めた順番、最初の顧客、提案の変化、判断に使った事実、手順化した仕事、仲間との役割、今の自分が次に確かめることを質問します。
起業相談の前に何を準備しますか?
自分の現在地、起業への関心、今日明確にしたいテーマを短くまとめます。相手の経歴を確認し、その人の具体的な経験に結びつく質問を選びます。
起業相談の後は何をすればよいですか?
印象に残った一文、確かめたい事実、今週の行動を一つずつ書きます。行動後に結果を振り返り、必要なら相談相手へ短く報告します。