ビジネスオーナーになるには、法人を作るだけではなく、一人の顧客へ価値を届け、その過程を記録し、成果を測り、役割と判断基準をチームへ渡していきます。自分が常に作業しなくても価値が続く仕組みと、人が力を発揮できる組織を、小さな実践から育てることが出発点です。
ビジネスオーナーは、肩書きではなく役割
会社の代表になることと、事業が本人だけに依存せず価値を届けられることは別です。Rich Dad公式のビジネスオーナー解説は、本人の労働が収入の中心である自営業と、チームと仕組みが価値提供を続けるビジネスオーナーを区別しています。
この違いは、優劣ではありません。専門家として自分で届ける働き方にも大きな価値があります。ビジネスオーナーを目指すなら、個人の優れた技能を、別の人も理解し、実行し、改善できる形へ変える役割が増えるということです。
必要なのは、仕組みを創る力と組織を創る力
仕組みを創る力
顧客が求める変化を明確にし、価値を届ける工程、品質基準、数字、改善方法を繰り返せる形にします。Rich Dad公式のビジネスシステム解説では、繰り返せるプロセス、チーム、リーダーシップ、文書化、計測などが重要な要素として挙げられています。
組織を創る力
目的、役割、期限、判断基準を共有し、それぞれが得意な力を発揮できる状態を創ります。人を増やすことだけが組織づくりではありません。情報が届くこと、相談先が分かること、結果から学べることまで設計します。
僕がこのテーマを完成談ではなく、実践記として書く理由
僕は26歳で株式会社Coeliaを設立しました。法人化した瞬間にビジネスオーナーとして完成したわけではありません。元サイバーの開発・テックリード経験で学んだチーム設計、25歳からのフリーランス経験で学んだ顧客への直接提供を土台に、今は仕組みと組織を毎日創り込んでいる途中です。