社会人3年目。仕事にも東京での暮らしにも慣れ、「もっと成長したい」「新しい選択肢を知りたい」と感じる時期は、キャリア相談を活用するよいタイミングです。相談相手は、役割と利害、一次体験、対話の姿勢を確かめ、複数の視点を比べて選びます。この記事では、相手選びの3基準と5つの相談先を紹介します。

明るいカフェで20代の男女が対等に話し、『20代のキャリア相談 誰に話す?』と記された画像
キャリア相談は、複数の視点から選択肢を知り、自分の次の行動を選ぶための対話です。

複数の視点からキャリア相談の相手を選ぶ

キャリア相談の相手は、答えを渡す人というより、選択肢を増やし、自分の判断基準を一緒に確かめる人です。同じテーマでも、相手の役割によって見える範囲が変わります。

  • 社内の先輩は、社内の役割や成長機会を具体的に知っています。
  • キャリアの専門家は、求人や働き方の市場情報を整理しています。
  • 実践者は、自分で選び、試した順番や判断材料を持っています。
  • 身近な人は、これまで大切にしてきた価値観や変化を知っています。

相手の立場を見える形にすることが大切です。どの役割から話しているか、提案がどの成果につながるかを理解した上で聞くことで、意見を活かしやすくなります。二人以上の視点を並べると、共通する事実と、それぞれの立場から見えた意見を分けて受け取れます。

20代が相談相手を選ぶ3つの基準

  1. 役割と利害が明確である
    社内の先輩、家族、転職エージェント、コミュニティ運営者など、相手の役割と、どの成果を支える立場かを先に確認します。立場が見えるほど、意見を適切な重さで受け取れます。
  2. 考えている選択肢の一次体験がある
    転職、副業、フリーランス、起業など、自分が知りたい選択肢を実際に経験した人へ、始めた順番、選んだ理由、試した行動を聞きます。現在地が近い人の経験は、今週の行動へ置き換えやすい材料になります。
  3. 複数の選択肢と次の行動を一緒に整理できる
    複数の道を並べ、本人が大切にしたいことを聞き、選択肢の違いと判断基準を整理できる人を選びます。相談後に「今週はこれを試す」と自分で決められる対話が目印です。

目的別に選ぶ5つの相談先

1.社内の「斜め上」の先輩

別部署の先輩や年齢の近いマネージャーは、今の会社で広げられる役割や、評価につながる成果を具体的に知っています。「次にどの経験を増やすとよいですか」と聞くと、今いる環境を活かす選択肢が見えます。

2.家族や友人など、自分を長く知る人

大切にしてきた価値観、自然に続けてきたこと、以前より伸びた部分を聞く相手です。働き方の市場情報とは分けて受け取り、「自分は何に熱量が上がるか」を確かめる材料にします。

3.キャリアの専門家や転職エージェント

職種ごとの求人、必要な経験、選考の傾向など、比較しやすい市場情報を得たいときに活用します。サービスの支援範囲と提案の目的を確認し、社内の視点や実践者の経験と並べて判断します。

4.社外コミュニティで出会う同年代

近い年代の人が、どんな仕事や社外活動に挑戦しているかを知る場です。運営目的や参加ルールを確認しながら、相手の仕事、最近試したこと、次に創りたい成果を聞くと、会社の外にある選択肢を具体的に知れます。

5.自分より一歩先を歩く実践者

興味のある選択肢を実際に経験した人へ、始めた順番と判断基準を聞きます。遠い成功談より、自分の現在地に近い段階を歩いた人の話ほど、次の一歩へ置き換えやすくなります。SNSや知人の紹介、イベントなど、接点のある場所から声をかけられます。

聞いた内容は、4項目で一枚に並べる

複数の人へ相談したら、聞いた内容を次の4項目に分けて一枚へまとめます。

  1. 相手の役割:社内、家族、専門家、同年代、実践者のどこから話しているか
  2. 聞いた事実:実際に経験した順番、数字、行動、選択肢
  3. 自分との共通点:現在地、価値観、使える時間、伸ばしたい力
  4. 今週試すこと:話を聞いて自分が選んだ、一つの行動

相談前から整理したい方は、キャリア相談の準備シートも使えます。現在地、創りたい成果、試したこと、選択肢、相談で決めたいことを一枚にすると、対話の時間を判断基準の確認に使えます。

僕も社会人3年目に、会う人と知る世界を広げた

僕は2021年、新卒入社を機に石川県から東京へ移りました。同期との出会いに恵まれ、さらに他業界の人とも話して視野を広げたいという気持ちが育っていきました。

社会人3年目。仕事と東京での暮らしに慣れた頃、「せっかく東京に来たなら、いろいろな人と会い、視野を広げたい」と動き始めました。「こんな仕事があるんだ」という発見や、新しい価値観との出会いが、自己成長とキャリアアップにつながりました。

人生の目的・目標が明確になったきっかけは、人と会う、本を読む、本当に求めていることを書き出すの3つです。会社での仕事の目標に加えて、会社という環境を活かしながら、自分が頑張る理由を軸にキャリアを設計するようになりました。

その後、25歳でフリーランスへ転向し、26歳で株式会社Coeliaを設立しました。デジタルで情報へ速く届き、リアルな対話で言葉の背景や熱量まで受け取る。両方を組み合わせることで、知った選択肢を自分の行動へ変えやすくなります。

今日、相談先を選ぶ3ステップ

  1. 相談後に創りたい状態を一文にする
    「伸ばしたい力を一つ決める」「副業の最初の一歩を決める」など、対話後に持ち帰りたい成果を書きます。
  2. 役割の異なる二人を選ぶ
    社内の先輩と実践者、身近な人と専門家のように、異なる視点を組み合わせます。
  3. 一人と話す予定を入れる
    聞きたいことを一つ添えて連絡し、話した後に今週試す行動を記録します。

目的に合う次のページ

よくある質問

社会人3年目のキャリア相談は誰にするとよいですか?

自分が考える選択肢を実際に経験し、役割と利害が明確で、判断基準と次の行動を一緒に整理できる人を選びます。社内外の複数の視点を比べると、自分に合う選択肢を見つけやすくなります。

キャリア相談は一人だけに聞けばよいですか?

社内事情、働き方の市場情報、実践者の経験など、相手ごとに見える範囲が異なります。二人以上の視点を比べ、共通点と違いを自分の判断基準に照らして整理します。

キャリア相談の前に何を準備するとよいですか?

今まで積み上げた経験、もっと伸ばしたい力、興味のある選択肢、相談後に試したい行動を箇条書きにします。空欄があっても、対話で一緒に言葉にできます。

一歩先の実践者には何を聞くとよいですか?

始めた順番、選んだ理由、実際に試した行動、続けるために整えたこと、自分が今週試せる一歩を聞きます。自分の現在地に近い経験ほど、比較材料にしやすくなります。

キャリアの次の一歩を、一緒に考えましょう

もっと伸ばしたい力や興味のある選択肢を、僕の会社員、フリーランス、法人化の実体験と照らしながら一緒に整理します。話した後に、今週試す行動を一つ持ち帰れる時間にしましょう。予約画面で空き枠を見られます。

キャリアの次の一歩を一緒に考える

AIを仕事の仕組みに変えたい20代へ

AIを使うだけでなく、1業務をチームの仕組みへ

社会人1〜3年目が身近な1業務を選び、人とAIの役割を分け、7日で試し、成果を共有する5ステップをまとめました。

若手社員のAI業務改善5ステップを見る
カフェ・オンライン30分の日時を見る